看護部footcare

フットケア ワーキンググループ

自施設では2003年から血液透析患者さんの足病変の早期発見のため、フットケアを行なっています。血液透析患者さんは、1.透析を施行している 2.高齢者が多い 3.高血圧 4.糖尿病性腎症患者が増加している等、PAD(末梢動脈疾患)発症ハイリスク状態です。 アウトカムを【小さな傷を作らない】として、フットチェックシ-トを作成し足の観察を継続しています。

異常の早期発見

下肢の末梢血流障害に対しては、VaseraによるABI・Fontaine分類を個々で経時的に測定しています。デ-タが悪化し症状出現した場合は、他科受診を勧めています

定期的な観察の重要性

自施設オリジナルのフットケアシートを使用し、皮膚バリア、爪病変、血流、神経症状の有無を項目に沿って観察を行っています。

リスク分類

患者をリスク別に分け観察していきます。

下肢の創傷予防について

フットケアの際には個々の患者さんの足の様子で必要なケア・注意点等のアドバイスをしています。また時期に応じての低温やけど等、足の創傷の予防のポスターを掲示しています。

ケアについて

高齢患者さんや糖尿病による視力低下、ADLに問題がある患者さんのケアを実施しています。